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巫女さんの仕事って何をするの?なるためにはどうすればいい?

神社

日本文化を象徴する女性の仕事といえば、やっぱり着物のお仕事。旅館の女将さんや舞妓さん。そして初詣など、神社へ参拝の際には誰もが一度は見たことのある巫女さん。今回はそんな巫女さんについてご紹介します。
巫女とは本来、神道の中心的な存在でした。
祈祷、占い、舞踊、口寄せ、信託を人々に伝える役割があったとされています。
しかし、時代が流れるにつれその役割は変化していき、明治時代以降からは神職の補佐を担うようになりました。

巫女さんの仕事

近代の巫女さんは神職の補佐をしていることが分かりましたが、どのようなことをしているのでしょうか。詳しくご紹介します。

・巫女舞奉奏(神楽、舞の奉仕)、琴や神楽笛や太鼓の奉仕。
と、主に祭典の時に行われます。
・御守り奉製、御札授与。
はよく皆さんが見かける巫女さんの姿ではないでしょうか。
・祈願受付、その準備。
お宮参りや七五三などのお祝い事、商売繁盛や厄除けなどの祈願受付、準備をします。
・来宮者の接偶、祭典準備、その片付け。
・助勤巫女(アルバイト)の指導、境内の清掃、電話対応などの事務作業。

意外にもその仕事内容はたくさんありますね。
神職の補佐とはいえ、巫女さんが神社には欠かせない存在に変わりありません。

巫女さんに必要な資格・なる方法

基本的に巫女さんになる為に必要な資格はありません。
しかし最近では海外からの観光客が増加している為、英語など語学の資格があれば採用の際に有利になると思われます。

また、巫女さんの大体は神職者の近親者であることが多いようです。
ハローワークで募集されていることもありますが、基本的にあまり求人を出していないので、希望の神社に電話で問い合わせてみるか、直接神社に足を運んで聞いてみる方がいいかもしれません。

巫女さんは男女雇用機会均等法の適用外となっています。

年齢制限がある?

巫女さんの年齢は大体18~28歳くらいと、20代の女性が多く活躍されています。
しかし定年はとても早く、21~28歳で終えてしまうんだとか。

若い巫女さんしか見かけないのはそういう理由だったのですね!
定年を終えた後は事務員になり神社に残る方もおられるそうです。

アルバイトも

巫女さんのお仕事は神様にご奉仕する役目にあります。その為アルバイトの巫女さんのことを「助勤巫女」といいます。
アルバイトの募集は年末年始の繁忙期に行われます。それ以外の募集はほぼなく、年に一回の募集となります。
助勤巫女の仕事内容は、主に御守りやおみくじの販売、接客です。深夜から早朝の勤務や、10時間以上働きっぱなし、休憩なしということもザラにあるようです。華麗な仕事の裏側は意外にも体力勝負な仕事内容ですね。
冬場のお仕事ということで、冷えに注意です。冷えは女性の敵ですからね。年末年始にアルバイトをお考えの方はカイロを忘れずに!

他にも、巫女さんはその神社の顔ですから身だしなみにも制限があります。
まず、身なりに関係ありませんが、未婚の女性が第一条件です。
そして基本は、ピアスNG、茶髪NG、指輪やネックレス等の装飾品はNG、です。
しかしその神社によって規則は違うので、希望の神社に問い合わせてみるといいでしょう。

勤務時間や期間もその神社によりけりで、12月28日から年始の準備の為勤務したり、大晦日の夜から三が日まで勤務したりと、その勤務期間も様々です。
こちらも希望の神社に問い合わせてみるといいかもしれません。

巫女さんの年収は?

お金をがっつり稼ぎたい!と思いの方にはオススメできません。なぜなら巫女のお仕事は‘’神様にご奉仕する“ことですから、稼ぎが重要ではないのです。
しかし奉仕とはいえアルバイトですからお給料は発生します。平均時給700円~1200円、平均日給8000円~10000円のところが多いようです。
時給はあまり高く設定されていないようですが、あくまで“神様にご奉仕する‘’ことが巫女としての役目なので、貴重な体験が出来ること間違いなしです。

いかがでしたか。
神社で見かける巫女さんがこんな大変なお仕事をされていたとは思いもしませんでしたよね。
しかし年に一回しかできない貴重な体験ですし、是非今年の年末年始は応募されてみてはいかがでしょうか。
きっとプライスレスな体験できること間違いなしですよ。